よくない言葉集

よくない言葉を連ねます。日本語が不自由なので閲覧非推奨です。

#はいふり最高

2020年初投稿です.

先日, 劇場版ハイスクール・フリートが公開されました.

www.hai-furi.com

現時点で3回見てきましたが, ここが良かったなあという点を中心に共有したくなったのでこの記事を書く次第です. 要はネタバレ.

ちなみに, 舞台挨拶は初日初回のライブビューイングにのみ参加しています.
以下, 当日の様子を御覧ください*1.

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寝坊でピンチ!

当方, はいふり TV シリーズと OVA を先月のオールナイト上映会*2にて初見です.

生徒を迎えるシーン

明乃の顔が良い.

晴風クラスTシャツ

あれを着れば美甘ちゃんの手料理が食べられそう.

薄い本

さすがは聡明なましろ. ところで高1ですよね…?

入浴

しり ましろは "岬さん" 呼びをためらったが, 12話の武蔵乗り込み時のあれはなんだったのか.

スーのアホ毛

もはやベタ?なアホ毛レーダーもさることながら, 振り向き方にジワる.

古庄教官からの呼び出し

急に日が暮れて?となる. 書類に目を通すと, "実習の要件を満たしていないため本来なら評価を与えないところだが" (うろ覚え) とか書いてあって, やっぱりか, となった

スー "Mom…"

ここ伏線.

明乃 "ほんとはね…"

ここで何と言ったかによって先の感じ方が変わるのですが.

書きすぎた

ここからもうちょっとざっくり行く.

竜巻サイクロン

ダサい. でもまりこおじさんカッコいい. そして秀子, なぜここで目を開いてしまったのか.

"私は海のコックさん!"

このあと変顔になるのがちょっとだけ許せない. ところでおにぎりが(o・∇・o)にしか見えない.

図上演習

運要素が絡むとはいえ, 冷静に判断し決勝まで勝ち進むましろの実力は本物だと痛感させられる. ここで決着がついていればとっくに物語は終わって第二章にでも突入するのに.

強キャラもえか

勝手に行動するにしても巻き込む生徒の人数がバグだし, 要塞の情報はマジでどこから仕入れたんだ.

モニターに映る "HIGH SCHOOL FLEET" の文字

タイトル回収.

伊201

多分これがはいふり検定一級問題*3だと思います. オタクが書いた舞台挨拶のレポとかまともに読んでないから知らんけど.

大和型4隻の砲撃

劇場で見たい聴きたいシーン第1位. しかし砲の旋回速くない?未来ずら~

千華 "よし!おとりで一番目立つわよ!"

オタクみんなここすきそう.

マチコ "私の部屋がー!!!"

流石は画伯. いやさっさと安全な場所に行こう. 撃たれて死んでたぞ.

美甘 "炊飯器無事です!"

良かったね.

この辺

思い出したかのように次々と色んな生徒が活躍するなって気持ちで見てる.

鈴 "ドリフトだぁ~~~"

めっちゃキュルキュル言ってますけどモーターも改造してません?

High Free Spirits

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トラセのオタクだからね. 船から飛び出したのが明乃ではなくましろなところにグッと来るよね…

フィナーレ

なんだかんだ言った割にこれで終わり?という尺不足感は否めないし, オチも読めてたからまあ…という気持ちはある. とはいえここでボロ泣きしたんで, 先にマイナスポイントを言っておいた.

スー "ミケとシロ, 船のお父さんとお母さんみたいだった"

伏線回収. 明乃の思い描く艦長が "船のお父さん" であること, そしてそれを支えきったましろの姿は, スーには正しく映っていた.

ましろ "晴風で経験を積んで"

図上演習で十分な指揮力を発揮したとはいえ, 真にピンチになったときの晴風艦長の決断力を心から尊敬した上でのセリフと見る.

テーマソング "Free Turn"

クッソカッコいいイントロがこうやって入ってくると最高だって469回言ってる. "High Free Spirits" の緊迫感あるイントロやリズムとは違い, 決意に満ちたような構成やサウンドを持ちながらも, ハイスピへのリスペクトを感じる要素も散りばめられており, 個人的には TrySail 史上最もアツい曲だと認識している.

MV, とっても素敵です. f:id:myidentification:20200128184018j:plain

www.youtube.com

まとめ

はいふりに対しては色々と思うところもあるが, 大枠としては面白い作品なので, これからも適度に来場者特典を回収しつつ見に行きたいと思う. これを書いている最中に, 家から自転車で15分の劇場で 4DX 上映が始まることが告知されたので, 新たな楽しみが生まれた.

*1:8:20に起床し, 折りたたみ傘を持つのも忘れて雨の中自転車をかっ飛ばして駅まで向かうオタクの図.

*2:https://www.hai-furi.com/special/broadcast/

*3:https://twitter.com/Kurose_YK/status/1221625834919755777

2019年

簡潔に.

1月

ミルキィホームズのファイナルライブ. 大学受験やそれまでの学部生活の支えであった4人の勇姿を見届けた.

2月

塾の退社間際にポスティングで奔走. とにかく金を稼ぐ必要があった.

Odyssey 開幕. このときはまだ TrySail のファンになりきれていなかった.

3月

バイトを辞めたので平日はほとんど外出せず.
WUG のファイナルに顔を出した.

Odyssey で大阪と群馬に行く.

4月

データマイニングとハードウェアに関する研究がやりたいと指導教員に伝えたのに, 僕のいない間に論理関数の研究をやることになっていた.

ニコニコ超会議の超演奏してみたステージに出演する.

5月

beatmania IIDX で初めて七段に合格する.

学習支援事業のバイトを始める. ストレスの種になることも多々あったがお金になるので頑張る.

Odyssey で福岡に行く. その他高頻度でライブに行く.

6月

この頃から麻倉ももさんに対する愛が深まる. 深まりすぎて誕生日を祝うために仙台に行く.

ICPC に向けて週1でチーム練習をする.

研究テーマが決まり論文を読み始める.

7月

大学院入試が1分で終わる.

ICPC に出場する.

Odyssey で名古屋に行く. その間に行われていた補講で扱われた内容が期末試験に出る.

8月

Odyssey が終わる.

研究が炎上し始める.

麻倉ももさんの美しさに感化されダイエットを始める.

9月

beatmania IIDX で八段に合格する.

研究室の合宿でプログラミングコンテストを開催する. 嘘解法を通してしまう.

研究を諦めだす.

プロットポイントが始まる.

10月

本格的に研究をサボって学部時代の復習に力を入れる.

プロットポイントで名古屋に行く.

beatmania IIDX で九段に合格したかもしれない.

11月

指導教員から方針を提示され少しずつ研究を再開する. 高速化がメインなのでしんどい.

食事量を減らしての減量を続けてきたので, 二郎系ラーメンが思うように食べられなくなる.

12月

推しの出演するトークイベントが突然たくさん発表され, 困惑しつつもほとんど参加する.

beatmania IIDX で九段に合格する.

超次元音楽祭の観覧に当選し, 新年早々フリ素化するらしい.

数分後に来る来年へ

指導教員をもっと頼ろう.

3月ごろまでのバイトを探そう.

そろそろ技術を学ぼう.

聞いた僕は泣いた後笑った

(ソロ LIVE についての記事は) 初投稿です.

 

LAWSON presents 夏川椎菜 1st Live Tour 2019 プロットポイント*1に参加しました.

 

今回は全6公演中, 東京1回目, 愛知, 追加公演の3公演に参加しました. 最初は参加する意志は無くのんびりとしていたのに, いつの間にか夏川椎菜さんへの興味が深まっていました. そして Odyssey の時にもお世話になった Y 氏*2を始め様々な方からチケットを譲って頂きました. 感謝しています.

今回は, いくつかの視点から僕が感じた "夏川椎菜のソロ LIVE" を述べて感想記事とします. あまり長く書くと墓穴を掘りそうなので内容は削り目で.

 

セットリスト

2nd シングル "フワリ、コロリ、カラン、コロン" 以降に王道と呼ばれるような曲はあっただろうか. 夏川さんの引き出しの多さや音楽へのこだわりを改めて感じた. それこそが表現することが好きだと語る彼女自身の武器であり, 月並みなアイドル声優とは一線を画す点であろう.

所謂アイドルっぽくないからこそ, "シマエバイイ" に代表されるようにヒヨコツインズのキレッキレのダンスが映える. かと思えば, TrySail のステージで見せるような "煽り師" としての側面も全開に会場を沸かす強い曲. もちろん "Daisy Days" のような可愛らしい曲も歌いこなしている.

だが, それら全ての根底にある "アーティスト夏川椎菜" を映し出しているのが, ラストの "パレイド" と "ファーストプロット" だ. 夏川さんのパフォーマンスはこの2曲にピークを迎えていると感じていた. "ログライン" では前者が始まり, 後者が終わりの一曲になっているが, 当初は今回と同じ順番だったそうだ*3. 色々な個性を見せられた後に, 特筆すると "ステテクレバー" で大盛りあがりの後にパレイドを聴くと, 正直感情がグチャグチャになった. 演出も相まって, "救いのない" 世界に引き込まれてしまう.

だから, ファーストプロットのイントロを歌った直後の夏川さんの明るい笑顔は何度見ても涙してしまう. 今回のツアーがこのように開催されるまでの物語とも言えるし, この曲の重みは格別だ. そんな夏川さんの姿と歌声に心は浄化され, さっきまで泣いていた僕は自然と笑顔になっている. 今回のチケットに付属するグッズのパンダくんかな?

アルバムの構成ももちろん好みだが, LIVE としての盛り上げと "プロットポイント" のストーリーを両立させたこのセットリストは "ゆーいつむに" であることに間違いはない.

アンコールで披露された "Ep01" の楽曲は, そんなログラインの先に位置するようだが, 追加公演での MC における "夏川はまだまだ止まりません" という言葉をそのまま音楽にしたようなもので, ここまで完成された LIVE の先にある光景に "キタイダイ", その一言に尽きる.

 

声劇

今回は曲中だけでなく, 曲間に無声劇を取り入れた演出があった. パンダくんとヒヨコツインズが織りなすストーリーにはたくさんの考察点があるし, 夏川先生からの答えが示されることもないであろうからオタク特有の語りをしようと思ったが, いかんせん僕は教養 (夏川椎菜さんに関する知識) と想像力の双方が欠如した人間なのでそれには至れなかった (予防線). 3回も行ったくせに.

そんな僕でも分かることといえば, パンダくんが夏川さんを映したキャラクターであろうことなのだが, 僕は初めどうしてもそうとは言い切れなかった. パンダくんはヒヨコツインズが投げ出したトランペットを一人で片付けたり, 誰も見ていないところでお立ち台に上がってパフォーマンスをしたりしていた. だが, 僕から見た夏川椎菜はそういう存在には思えなかった. いくらなんでも卑屈すぎると感じた.

しかし, それはやはりデビューからどのような思いを持ってここまで辿り着いたのかを知らないという, 僕の無知に起因するものであった. "劣等感" だとか "葛藤" だとか, 本人からそういう言葉が語られていることくらいは知っていたが, 夏川さんはこういった自分に対するマイナスを要素として大切にしてきたのだということを後になって分かった. この公演では, そういった側面すらも決して言葉で説明付けることのない1つの作品として仕上げてきた. 僕が最初に抱いた感想を肯定するなら, 内に秘めた感情はもっとダークであるかもしれない. それは少なくとも劇中に流れる音楽がパレイドのオルゴールアレンジであることからも伺えよう.

歌と劇を織り交ぜたストーリー仕立ての LIVE を今後もやることは恐らく可能だろうが, デビューから 1st アルバムのリリース, そして初めての LIVE を開催するまでに自身が歩んできた道のりや抱えていた苦悩を, ちょっと後ろ向きなパンダくんとともに伝えてくれる機会なんてものは二度と無いはずで, そのような感情の揺さぶり方が出来るのもまた 1st LIVE ならではだと思う.

どうしてか, この夏川椎菜さんという人は, 知れば知るほど応援したい気持ちでいっぱいになる.

 

総括と展望

夏川椎菜さんのソロ活動に興味を持ったのは本当につい最近のことだった. より正確には, TrySail の中でもマジで麻倉ももさんにしか興味を持たず, Travels でもフワコロとパレイドしか聴いたことがなくそれしか知らない人間だったが, Odyssey でいろいろな曲を聴いているうちに実はかなり魅力的なアーティストではないかということに気付き惹かれていった. "VIPER" の MV が見たくてフラゲ日に買いに行った*4時に, 気が付いたらログラインも買っていた.

そんな時期であったので追加公演以外のチケットは SOLD OUT であった上, 追加公演が発表された当時は別のイベントがあると思っていたので行きたくても行けないつもりだった. だが運良く足を運んでみると, TrySail のときはバランサーだったり黄色い厄介だったりむすび丸を射法投射したり*5していたあの人が, ステージを独占してあんなことやこんなことをしまくっているではないか. ヒヨコ群の群長の名にふさわしく, 誰よりも楽しそうにしながら歌い, 踊り, ヒヨコ群をプロットポイントの世界へと連れ込む. 夏川椎菜さんはすでに1人でそれを成し遂げるだけのアーティストだった. その中身も, 自分の好きを詰め込んだ独特な世界で, ただ可愛いだけではないことがすぐに見て取れるデザインである.

夏川さんは多方面に積極的なアウトプットが多いが, そのためのインプットも人一倍多いし, 更にはそのことすらもアウトプットしてくれる人だ. 僕はこの手の人間なので*6そういう所にはやはり強いあこがれを抱くし, そんな人に出会えて本当に良かった. だからこそ, 自分のやりたいことを追い求めて進み続ける夏川さんが, 次にどんな世界を見せてくれるのかはとても気になるし, おそらく次のソロ LIVE にも行くと思う. 余力があれば LIVE 以外の活動の場にも参加してみたいが…*7

好きだと言ったものを好きでいられない

(ガチ自分語りは) 初投稿です.

 

みなさんもそうであるように, 僕には好きなものがあります. でも, 僕はそれを好きでいることが出来ません. 僕は集中力があまりにも足りないので頭に問題があると思ってはいるんですが, それは置いておきます. 特に転機もないけど一旦まとめたくなったので記事を書きます. ここではベクトルの異なる2つのものを取り上げます.

 

吹奏楽をやめた

小学生の時に両親と共に一般楽団に入り, そこでトランペットを始めた僕. 中学で吹奏楽部に入り3年連続で支部大会*1に出た僕. 高校でも結局吹奏楽部に入り, 入った途端にコンクールでトップをやらされた僕. 吹奏楽のことが好きでなきゃ, 少なくとも中高を丸々吹奏楽部で過ごすことは出来ないはずだ.

しかし, 高校を卒業して大学に進学した僕は吹奏楽をやめた. あまりにもあっさりやめた. 理由というか, やめようと思った根底には「楽しくなきゃ無理して続けなくてもいいや」という考えがあった. これが頭にあった状態で, 自分の大学の吹奏楽部の練習に行って, 合奏に混ぜてもらって, 入部届を受け取った. その結果がこれである. 楽しくなかったのだ. いやまあこの部に入らなかった理由は他にもあって, 例えばコンクールに毎年出ているとかあったのだが*2, 結局はここじゃ満足出来ないと思った. たった一度の練習でそう感じたのだから, これは取るべき選択だったと思う.

結局, 吹奏楽ではない形で楽器を続けた僕は, まだ吹奏楽をやるチャンスがあると思い, 他大学の吹奏楽団へ入部したが, 今度は練習への出席が困難になったため引退を迎えられずに退団した*3. そこから先の僕は上と同じ状況と言って良い. 一応まだ楽器は続けているし, 今週末には本番がある.

今思うと, やっぱり僕は吹奏楽が好きだ. そしてその好きと同じくらい吹奏楽部は苦手だったのだろう.

中学は僕の中で殆ど無かったことになったのでどうでもいいが, 高校の同期とは今でも会うし本当に仲が良いと思っている. 楽団の人々も余所者の僕にとても良くしてくれてありがたかった.

でも, どこをとっても部や団を運営している人はどこか変わっていて, 僕にはすぐに理解できないことを言い出す人ばかりだったと思う. 意図しない女性批判と捉えられそうだが, どうしても無視できない女社会に僕は馴染めなかった.

この事実に吹奏楽は関係ない. そこに集まる人々が作った独特の環境があって, それが好きじゃないから僕は吹奏楽をやめるべきだと思ったし, 実際にそうした. 理由の違いはあれど, 2度やめたものをもう1度とはしばらくなれない.

 

これを書いていて非常に悲しくなったが, 僕は好きなものを環境を言い訳にしてやめたのだ.

 

その環境の不満だったところは, 今更言葉にするのも難しいが, 部長の曖昧な決断だったり, それに後から文句を言わなきゃいけない状態だったり, あれをやりたいこれをやりたいと言うだけ言って後のことを何も考えないところだったりだろうか. 両親が関係していた複数の一般楽団でも似たような話はよく聞くので, 経験則的にこういうものだと思い込んでしまってからは吹奏楽をやる気にならなくなってしまった. 僕は吹奏楽以外にできるものもやったものもないので, 吹奏楽部が悪なのだと勘違いしている. 以上.

 

応援している人を好きになりきれない

僕は大学生になるまでそれほど芸能人の類に興味を示さなかった.

今の僕には, 応援している人がいる.

その人の最初に好きになった所ははっきり言って顔だ. なぜならその "存在" を生で見て初めて認知したのだから.

その人の次に好きになったところはパフォーマンスだ. 歌とダンスである. そのルックスに恥じない表現力に心を打たれた.

その人のその次に好きになったところは独特なトークだ. その様は界隈ではよく話題に上がるが, 個性的な話し方に加えてちょっと鋭い一面も見せてくるところが面白い.

今, 僕はその人のことをもっと知りたくて, その人が出演しているラジオのアーカイブをたくさん聞いている. ここで分かったことの中から例を挙げると, 日々幸せを追い求め, ささやかなことにも幸せを感じることが出来るだとか, 勝負事には真剣に挑み, 相手に手を抜かれると怒るだとか, 結構面倒くさがりだとか.

 

ところで, 最近よく考えることがある.

芸名を背負って僕らに見せてくれるその姿が, その人自身と一致するはずがないのだと.

これまでラジオやイベントで話していたことは紛れもなくその人自身に起こったことだとか, その人自身の価値観だとかである. だが, それがその人の全てであるはずなどない. 今まではその人の口から出た言葉を盲目的に信じ切って, そうかこの人はこれに対してこう考える人なのかと思い, 僕の中でのその人の像を作っていた. しかし, 長いこと見落としていた当たり前の事実に気付いてからは, 一歩立ち止まるようになってしまった. 僕の中でのその人の像には本物と比べて足りないものが多すぎて, その足りないもののことを考えるようになりつつある.

最初にそれに気付いたのは, その人がラジオの企画で占い師に占ってもらう際に本名を名乗った*4のを聴いたときであった.

 

周囲から逃げるくらいには人のことがあまり好きでない僕がこれだけ夢中になってしまったので "病気" と表現したこともあったが, これは正しくて, 治せる病気なのでそのうち正しい価値観でその人のことを見ることができるようになると思っている.

僕はその人のことが大好きだが, どんなに好きでも僕が知るその人が "見せてくれる姿" である限りその人自身のことを好きになる事が出来ない. そして, この "大好き" という言葉さえ, その人を一番に応援したいという意志の現れに過ぎない.

だからこそ, 僕はその人のことを応援していて, 僕以外にもその人のことをそれぞれの形で応援する人がたくさんいて, それらが僕らに見せてくれるその人たらしめる存在になれていて, それを実感することができるのが嬉しくて, それで十分じゃないかと思う. その人に憧れている気持ちは嘘ではないが, それはその人にもその人自身にも向けるべきではないし, その人が僕と同列の存在じゃなく, その姿があるからこそ出会えたのだから. 以上.

 

むすびに

なんだかいつも以上にまとまりの無い記事になってしまった. そして, このタイトルでこの内容を書いてしまったので, 以前から言及していた "声優現場から他界した理由" について触れられなくなってしまった. 草. だいたいこんなもんだと思ってください.

 

*1:東京都吹奏楽連盟は全日本吹奏楽連盟の東京支部なので, 僕は東京都吹奏楽コンクールのことを都大会とは呼びません.

*2:僕はコンクール否定派です.

*3:この先の内容とつながってしまうと困るので補足すると, 退団の理由は本当にこれだけです. 隠し事ゼロ.

*4:もちろん本名が電波に乗るはずはなく, 「名前と年齢を教えて下さい」と言われた後ジングルが流れたのでそうだと確信した. よく知らないが面白い編集だと思います.

研究なんもわからんから開発ごっこをしてた話

(技術系の話は多分) 初投稿です.

 

こっちでは初めて言うんですけど, 僕は今論理関数の研究をしています. 指導教員がガチプロです. 僕じゃなくて指導教員がさっさと終わらせてくれればいいものをとか思ってないですよ.

最初こそは簡単に進みましたが, ある程度進んだところでこれ以上何を改善すればいいのか僕のチンパンな頭ではとてもじゃないけどわかりません. 指導教員の教え子?だかなんだかの論文もプロすぎて理解できません. なぜ僕が論理数学をやっているのか.

 

それどころか, 最近プログラミングしてません. 過日弊研に配属された後輩たちの方がアプリとかウェブ系とか色々出来るらしいです. 僕はその辺の知識ゼロです. 今すぐ大学を退学して刺し身にたんぽぽを乗せたほうが良さそうです. そんな訳にもいかない (?) ので, 簡単なツールくらいは自分で作ろうということで遊んでみました.

Qiita でやれ.

 

deketade コマンド

ゴミ.

きっかけと目的

研究に SAT ソルバーを用いるので, 1つのプロセスに数時間から数日かかることが多い. 常日頃からラボに張り付いて ps するなどして気にかける訳にも行かないので終了通知が欲しい.

やったこと

deketade "command" とすることでそのコマンドを実行し, 終了したら Slack の incoming-webhook を用いてメッセージを送信する. 最初はシェルスクリプトで適当に書いたが, 実行したいコマンドにリダイレクトとかを使いたいときに面倒だったので Python3 の subprocess モジュールを用いた.

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 Twitter リムーブチェッカー

これはかなり欲しかった.

きっかけと目的

先日人事ったー*1がサービスを終了した. それなりにお世話になっていたので悲しい. はるか昔りむられったーという, リムーブを検知すると DM で通知を送ってくれるサービスも使っていたことを思い出す. フォロー通知は基本的に見えるのでリムーブについて適当にその再現をする.

やったこと

Twitter API を叩くのに僕がギリギリ分かりそうなのが Python しかないので, Tweepy を使ってホイ. 1分ごとに対象アカウントのフォロワー ID の差分をとり, リムーブしたアカウントのスクリーンネームを DM に送信する. 高校生の頃に iOS アプリの TheWorld for Twitter*2 で via 芸をするために取得した API キー*3をそのまま流用した都合上, もう使用していないアカウントから DM が飛んでくるが, 新しくキーを取得するほうがはるかに面倒なので知らん顔をする.

 

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まとめ

色々埋め込んでるけどセキュリティって知ってる?

推しと歩んだ半年間

(比較的まともな内容では) 初投稿です.

 

LAWSON presents TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey"*1に参加しました.

 

ameblo.jp

12公演も. 全20公演なので, そのうちの6割です. 想いを Twitter に垂れ流すにはあまりにも大きな出来事だったので, "詳しいことならブログに書こう!" という言葉もありますし, 夏川椎菜さんに倣ってそうします.

(いつもの文体変更)

本題に入る前に, 今回1公演を除いた全ての行程を高校同期でポータルサイト月額500円会員の Y と共にした. 彼なしでは見ることのできなかったであろう世界をいくつも見ることができた. この場を借りて改めて彼に感謝の意を伝える.

 

自己紹介ではない

早速本題に…と思ったが, ここまで来るのに何が合ったかを改めて整理する必要がある. 

 かつて僕は声優オタクであった. とりわけミルキィホームズに夢中であった. ミルキィホームズは今年1月28日にファイナルライブを終え, ファンクラブも7月31日を以って運営終了した. 以前の記事*2にもしれっと混ぜたが, 僕はミルキィホームズのゴールとともに声優関連のコンテンツから身を引くことにしていた. この理由についてはいつか触れるかもしれない. 今回のツアーはこれより後に開催されたものである. 僕自身は, 他界することで声優現場には基本的に行かなくなるが, 友人と行くならばそれは付き合いの1つであり行って楽しくない現場に連れて行く友人もいないと信じていたのでいいか, というつもりでいた. 何より推しなので.

そんな僕と TrySail との出会いは Animelo Summer Live 2017 -THE CARD- の3日目であった. この日初めてパフォーマンスを目の当たりにした僕は大きな衝撃を受けたことを鮮明に覚えている. もうこの時点で LIVE に行きたくなってしまった. とりわけ麻倉ももさん*3が好きになった. そして LAWSON presents TrySail Second Live Tour “The Travels of TrySail*4に大学同期や Y とともに参加した*5*6. これが1年前の出来事である. この時もすでに染まっていたのだが, そこから更に時間が経てばそれまで知らなかったことを知ることだって出来る. どんどん好きになった. DD と言われても仕方がない. 自分の "好き" に正直に生きる方が良い世界なのだから.

 

旅の始まり

去年の11月末のことであった. 今回のツアーが発表され, 第一弾 (幕張, 札幌, 大阪, 静岡, 群馬) チケットの先行受付が始まると, Y から連絡があった. 「いきたいとこある?」という質問に「どこでも行く」と返した. 他界すると言っておきながら頭が悪い返事ではあるが, Y もこれに応えてくれた. ここから全てが始まり, 行けるところには行くというスタンスが確立されてしまった. 第二弾 (千葉, 新潟, 福岡, 広島, 神奈川), 第三段 (宮城, 兵庫, 愛知) も同じようにどんどんチケットを取り, Y が最速先行を落としたときは僕が次の先行で取るなんてこともあったものだ.

 

旅の記録

ここからは, 毎公演の思い出を涙を流しながら振り返る. これを書いた日も目覚めて2分後に泣いたくらいには思い入れの深いものだったので. 地方公演ではサイコロトークというコーナーが合ったが, 出来事が多すぎてあんまり覚えていないぶっちゃけトークなので広めてはいけないと言われてしまったので割愛. あの曲のここが〇〇とかは, 正直記憶が吸収されているのでソロか日替わりくらいしか触れないと思う. ツアー全通の方が作成されたセットリスト一覧が参考になるだろう.

2月23日 幕張メッセ イベントホール

3rd アルバムが2月27日に発売される TrySail. ちょっと待って, 間に合ってないじゃん. 今回のツアーがこのアルバムを引っさげてのものになるのは分かっていたが, いつもなら曲を聴き込んでコールや振りを覚えて行く現場なので, 本当に知らない曲がやってくるのは不安だった. しかし, 流石は TrySail, 新たな一面をバッチリと "魅せて" くれた. 麻倉さんの "365×LOVE" がとにかく可愛い. 雨宮さんの "Song for" はなんだか優しい気持ちになる. "コバルト" のハモリ Ver. は, 正直アレンジは好みではなかったが, 3人がこの1年でレベルアップしたことがよく分かるものだった. Odyssey スペシャルメドレーはオタクが好きな曲を詰め込んで殴るとんでもないものだった. アンコールではそのメドレーの曲を抽選で1曲選びフルで歌うというものだったが, いきなり "ひかるカケラ" を引くのはズルいでしょ. 麻倉ももなんだなぁ.

2月24日 幕張メッセ イベントホール

Y と幕張のネカフェに泊まった. 前日のライブでは知らない曲でいきなりコールはできないのであまり喉は傷まなかったが, カラオケで喉を傷めてしまった. "未来キュレーション" のイントロ終わりに麻倉ももさんが髪をなびかせる振りがある. 僕の一番好きな女性の仕草がそれなので恋した. ソロコーナーでは夏川椎菜さんが後にリリースするアルバムのリード曲 "ファーストプロット" を初披露. 自身が作詞したという曲のあまりの良さに思わずアリーナで立ちすくんでしまった*7. 日替わり曲で "センパイ。" をぶち込まれて記憶を無くす. メドレーで "adrenaline!!!" を披露した後にアンコールで adrenaline!!! をフルでやるのは勘弁してくれ.

3月16日 札幌市教育文化会館

流石に遠すぎて行かなかった.

3月23日 グランキューブ大阪 メインホール

大阪はバスでピャッと行けるので近い. この日は Y が1階2列目というとんでもない席を引いていた. すこ. 麻倉ももさんの "さよなら観覧車" を初めて聴く. 麻倉ももさんはミドルテンポの曲が本当に上手い. 感動してしまった. よく考えたら雨宮天さんの "Defiance" はかっこよくてかなり好きだ. ファーストプロットも含めこの日のソロは自分に効く. 日替わり曲の "ホントだよ" で目の前にいる推しがおおきに〜(o・∇・o)とか言うのダメ. 負ける. Sunset カンフーの間奏の振りについて MC で触れられたので, これ以降 "俺はここの正しい振りを知っているんだ" という意識が頭に残る. だからアンコールで adrenaline!!! を引くなと言っているだろうが. あと黄色がマイクを投げたことは忘れていない. 昼は道頓堀でお好み焼きを, 夜はホテルの近くでたこ焼きを食べた. ホテルで酒を飲んでいたら初めて記憶にない行動をしたらしい.

3月24日 グランキューブ大阪 メインホール

午前中は大阪天満宮へ行き菅原道真とエンカ. おみくじを引いたが結果を覚えていない. この日は2階席. 麻倉ももさんが突然 1st アルバムのリード曲 "Good Job!" を披露するもんだから高まってラスサビで UO を折ったらなぜかスタッフにイエローカードを食らう. 一応断っておくが事前に知らされたレギュレーション違反を行ったわけではない. 雨宮天さんが喉の不調でソロを休んだが, それ以外はバッチリ歌っていた. 昼に串カツを食べた.

3月30日 静岡市民文化会館

最速先行で落選だったが, 翌日の群馬公演に行くことを考慮するとしんどいのでそのまま行かないことにした.

3月31日 ベイシア文化ホール

前橋は鈍行で3時間くらいで行けるので近い. びっくりするくらい何もない. 県庁所在地じゃないのか?焼きまんじゅうは食べた. "whiz" は本当に可愛い. 多分この頃にはコバルトハモリ Ver. の良さが分かってきていたと思う. "Take a step forward" で高まるオタクが近くにいたのが印象的だった. それ以来僕たちの間でこの曲にそういうイメージが付いてしまった. 序盤なのに. とはいえ, そろそろ曲にも慣れてきて自分の振りコピも完成度が高まってきた.

4月6日 千葉県文化会館

最速先行で落選だったが, 両者とも絶望的な金欠により行かないことにした.

4月7日 千葉県文化会館

そもそも申し込んでないし, 同上の理由により行かなかった.

5月4日 新潟県民会館

遠い. 行かなかった.

5月6日 福岡サンパレス ホテル&ホール

僕の推しであり Y (夏川推し) の間接的な推しである麻倉ももさんの地元なので遠さとか関係ない. 僕は去年のツアーで大学同期 (麻倉推し) と行ったので, その時の経験をフルに活かした. 博多駅からバスで10分のホテルに2.4kで泊まれるのは流石にアド. 全員髪型がツインで可愛い. 雨宮天さんのツイン…!?夏川椎菜さんの "チアミーチアユー" 初回収. 良い. ホントだよで麻倉ももさんの本領を発揮すると僕が死ぬ. 死んだ. はい. 麻倉ももさんの 2nd 写真集が発売されることが発表された. 好きぃ. なんかこの日は休日授業実施日だったらしく, ラボのイベントがあったらしいがこちらは3ヶ月前から決まっていたので知るかという態度. 昼は牧のうどん*8, 夜はもつ鍋, 翌日の昼はとんこつラーメン.

5月12日 広島文化学園HBGホール

遠すぎて眼中になかった. 行かなかった.

5月18, 19日 幕張メッセ イベントホール

ツアーとは関係がないが, TrySail の所属するレーベルが主催する SACRA MUSIC FES.2019–NEW GENERATION-*9にこれまた Y と参加した. いくらなんでも暴れすぎた. 5月は TrySail が忙しすぎたのでここであえて触れる.

5月26日 パシフィコ横浜 国立大ホール

初めての実家公演*10. そもそも横浜は近い. この公演でセットリストに手が加わり, オタクたちの様子がおかしくなる. 麻倉ももさんの "スマッシュ・ドロップ" をようやく回収する. それまで在宅の日に限って披露していたためである. 雨宮さんの策謀により推し (当時24歳) のとっても可愛い髪型を見ることができた*11. メドレーがなくなった代わりに adrenaline!!! がフル尺になった. 幕張や大阪のせいでクソ疲れる曲という認識だったが, こうやって持ってこられるとやっぱり楽しい曲なんだなと思った. アンコールで "Sail Out" を引く推しが尊い. 天才すぎるだろ.

公演後こそ幸福感に満ちていたが, 数日後に MC で麻倉ももさんから謎の発言*12があったことを考えすぎて人間不信に陥った. それでも僕は推しを信じ続けると心に決めた. 恐らくこの一件で僕は病的なまでに麻倉ももさんを愛するようになった. なぜか, このタイミングで TrySail の 1st ツアーの BD を中古で購入. 病気なのでラボに泊まる時は大体見ている.

6月23日 仙台サンプラザホール

行かない予定だった. 病的なまでに麻倉ももさんを愛する僕はこの公演が麻倉ももさんの誕生日の直前であることに2週間半前に気付く. もだえていたら Y も就活が辛すぎて行きたくなってきたというので一般販売のチケットを購入. 当日の朝高速バスに乗っても余裕で着くのでやっぱり近い. 雨宮さんの "VIPER", 麻倉さんの "Fanfare!!", 夏川さんの "ステテクレバー" で序盤から逝く. しかし牛タンのことで頭がいっぱいな麻倉ももさんは歌詞は飛ばすし振りはミスするしで流石に草. アンコール前の MC であまりにもグダグダなサプライズに困惑しつつも無事推しの誕生日を祝うことができた. ところでポニーテールが好き*13. 夏川さんも好きなんですよね*14. 僕はこの日初めて麻倉さんに宛てたファンレターをプレゼントボックスに入れた. この時自分の住所を書き忘れるプレミをした. 着いてすぐはサイゼリヤに入ったが, 夜は牛タンを食べた.

7月6日 神戸国際会館こくさいホール

僕の大学院入試のため行かなかった. 1分で終わるくらいなら金を積めば行けたのでは.

7月7日 神戸国際会館こくさいホール

Y の予定が先に決まっていたので行かなかった.

7月13日 名古屋国際会議場センチュリーホール

ICPC 国内予選*15の翌日. 名古屋は鈍行で6時間くらいで行けるので近い. 浜松で途中下車して昼食. 浜松からはホテルに直行し荷物をおいて会場へ. 名古屋市営地下鉄の運賃が高いと感じるのは僕だけだろうか. "ユメシンデレラ" 初回収. 麻倉ももさんに "付き合って" と言われた. ようやく僕の想いが届きました. よろしくお願いします. 隣のオタクが僕らと同じくらい暴れるオタクだったので安心して暴れた. サイコロトークで雨宮さんが話し続けるので少しイライラしてしまったが, 名駅きしめんの話に地団駄を踏んでブチ切れる麻倉さんが優勝したので許す. 世界の山ちゃんでビール手羽先コンボをキメる. ホテルに戻って浴場へ向かう途中, なんか知ってる顔っぽい人の前を通り過ぎた. どうやらそれは楽団時代の先輩だったらしく, 同期にもまさかのホテルバレした. なんでいるんだよ.

7月14日 名古屋国際会議場センチュリーホール

ここまで読んでくださった奇特な方ならもうお気付きであろうが, 千葉と神戸はともかく 2 Days 公演は両日参加がデフォとなっている. 朝 Y が散歩に行ってくると言って部屋を出ていったが, チェックアウト10分前まで戻ってこなかった. 誕生日が近い夏川椎菜さんへの手紙を書いていたからだ. そのまま開店前の名駅矢場とんへ向かい並ぶ. 味噌カツが美味い. 追加公演が発表されるまではこれが最終公演だったということが関係するのかどうか知らないが, そこそこ治安が悪かった. "Make Me Happy?" の2番では, 普段なら雨宮夏川が寄った後夏川が麻倉の元へ行く, という演出だったのだが, 雨宮さんが夏川さんを押しのけて麻倉さんの元へ寄るというまさかの自体が発生する. ここはアイドル戦場か?夏川さんが明らかに不調で気が気じゃなかった. でも "High Free Spirits" で全力の "名古屋ー!" が聞けた. 僕らのためにありがとうだけど…となった. 実は adrenaline!!! はただ跳ぶだけなので力を抜きやすいがハイスピはひたすら暴れるのでこっちの方が疲れるということに気付く. それにしても相変わらず黄色い厄介は酷いが, 青い厄介の方も神戸公演でやらかしてから吹っ切れたかのように我々の見ている前で推しにママと耳打ちするのは勘弁してくれ. 帰りの高速バスが酷かった. 常夜灯のつもりなのか天井一面を青白い光が照らす. 寒色はいかんでしょ. 全然眠れなかった.

この翌日に放送された MOMO・SORA・SHIINA Talking Box 夏川椎菜のラジオ聞いてほしーな。で Y のメールが読まれてめでてぇとなる.

8月3日 幕張メッセ イベントホール

これまで Y と行動を共にしてきたが, この日は Y の卒業研究の中間発表が決まっており早い段階で不参加が確定していた. 僕は特に予定がないが, Y が行かないなら僕も自分からは行かないと言って在宅を決意していた. 一応大学同期に声をかけるも断られた. しかし, 病的なまでに推しが好きな僕は Y の「そんなんでいいんか?」「禁忌を侵してでも会いに行け」という言葉を受け Y と自分を裏切って Twitter でチケットを拾う.

イベントホール自体に思い入れはないと口では言いつつ*16, "WANTED GIRL" が始まるとこの地に戻ってきたんだなあという思いがこみ上がる. 夏川さんの元気な歌声が聴けて安心する. 夏川さんの "パレイド" は去年の幕張公演以来に回収した. もう一度この場で聴けたことに感慨深くなる. スタンド A にいたが, トロッコがアリーナ O の前に止まると神席に早変わりするので推したちの姿を堪能した. にしてもこのタイミングで "Chip log" はズルい. ツアーを一周りした TrySail とオタクたちはもう 3rd アルバムの曲を自分たちのものにしていた. 特に Sunset カンフーはいろいろな意味で迫力がすごかった. Odyssey スペシャルメドレーが復活した. どうしてもひかるカケラに特別な感情を抱いてしまう. と思ったら High Free Spirits がフル尺になっているでないか. 壊れてしまう. この日のアンコールは "primary". フル尺は今回初回収. ナイトクルーズ姉貴がトロッコで暴れまくっててめちゃくちゃ面白かった.

8月4日 幕張メッセ イベントホール

泣いても笑っても最終公演. FINAL Tシャツは背中に全日程が書かれたデザインであり*17自分に刺さりまくるので買うことにした. Y は前日中間発表の後飲み会に行っていたので遅れてくる. ボケほど暑いので物販開始時刻ぐらいに到着すればいいかと思って並ぶと, なんと目の前に例の大学同期がいた. 物販列から入場までは彼と一緒にいた. Tシャツは Y の分がサイズ売り切れで買えなかったが, 自分の分は買えた. 何時間もの暑さに耐えたオタクに尊敬の念を抱く. ガチャも欲しかったが混んでいた上空腹だったのでやめてしまった.

仙台公演で手紙に住所を書き忘れたこともあり, ツアーに対する僕の思いを綴った手紙を麻倉さんに送る. Y も夏川さんに手紙を送った.

麻倉ももさんは毎度髪型を変えていたが, 千秋楽ではそれまでの中から好評だったものにすると決めていたとのことで, 仙台公演で見せてくれたポニテになっていた. やっぱり好き. だからさっきの注釈はマジで見て. ソロコーナーに入る前, 雨宮さんの準備中に夏川さんと二人になる麻倉さん. 僕はこの絵面にヤバさ以外を感じなくなってしまった. ところが, 麻倉さんは夏川さんの可愛いところを急に語りだした.「ナンちゃんは気持ち悪いだけじゃないんです!ちゃんと可愛いところもあるんですよ!」(これ合ってるのか?) ああ, あなたはなんて良い子なんだ…

この日はなんとアリーナ最後列. 貴重な体験だ. だが, このブロックにいた事が後にとんでもない衝撃を与えることになる. それは日替わり曲の "BraveSail" だ. 実は僕が TrySail で一番好きな曲である*18. 新潟公演で披露されてから一度も来ず, 早くやってくれとずっと願っていたが, 前日の Chip log も札幌以来2度目であることから, 今日は絶対来ると確信していた. コール覚えゲーであるが, めちゃくちゃ盛り上がる曲である. それだけでなく, "3匹の子ブタ" 風のストーリーが TrySail に重なる歌詞で全体的に泣けるし, 落ちサビがアカペラになるところでマジで泣ける. トロッコ動線は前日の公演で把握済みだったとはいえ,  O ブロックの前をトロッコに乗った推しが通り, 目の前にトロッコに乗った推したちが止まり, 一番の推し曲を歌っているという事実が僕を確実に殺した. BraveSail が終わるとすぐに "バン!バン!!バンザイ!!!" がやってくるのでまあバンザイをするわけだが, トロッコゾーンが終わると僕は声を上げて泣いてしまった. Y にちょっと引かれたがそんなことは知らん.

終わりに向かうにつれて加速していく千秋楽. 2日目の Odyssey スペシャルメドレーは Sail Out から始まるが, 結局これなんだよな. 前日のハイスピと同様に adrenaline!!! はフル. やっぱり体力を奪われる. 疲れ切った体に "azure" が染みる. これだけの公演を渡り歩いてきたという思いが一番強い日の azure はやはり心に響くものがあった. アンコールの "Baby My Step" はトロッコで接近する推しを見つつ振りコピで回転するオタクであった. "TryAgain" を聴くのもこれが最後かもしれない. でも推しは可愛いし, この先を歌った曲なのだからしんみりしている場合ではない.

TryAgain が終わり, 3人が舞台を離れたと思ったらオタクたちの「もう1回!」の声. 2nd ツアーのダブルアンコールの様子は覚えていないが, 今回は終演を告げるアナウンスにすぐさま被せる形となった. アナウンスをしているスタッフがすぐそばにいたので, その一部始終を見てごめんなさいという気持ちが少なからず芽生えた. TrySail がそれに応えて舞台に戻ってきたときはまずスタッフに頭を下げた. もちろん誰もこっちを見ていないのだが. ダブルアンコールでは WANTED GIRL を披露することに. 2nd ツアーのアンコールがこの曲だったことを思い出してまた感慨深くなる. そうしてツアーは本当に終わってしまった.

公演が終わってから FINAL Tシャツを着た. 全通したわけではないが, 全公演が終わったという事実を背負って帰りたかったからだ. 公演中に前のオタクが着ているのを見て, 行った公演に印でもつけるかなどとバカなことを考えていたら, 終演後の飲みの際に Y が同じことを言ってきたのでオタクの性を感じて悲しくなった.

推しと歩んだ半年間

ツアーが終わってしまった. 2月末から8月初めまで行っていたツアーが終わってしまった. 先にも述べたが, 今日は泣いてから始まった. 起きてから1時間は何もできなかった. 夏休み中のカス学生なので月曜日を感じる必要がないのが救いだ. 今, セットリストを再現するプレイリストを再生しながらこれを書いている.

4月の千葉公演に行っていないので毎月とは言えないが, それでもかなりの頻度で推しに会うことが出来た. 前のバイトを辞める直前は推しに会うための資金稼ぎとして, 毎日のようにポスティングで地元を走り回り, 確かあの月は9万円稼いだはずだ. 3月は何もしていなかったとして, 4月からは手っ取り早く金を集めるために派遣労働を始めたり, 別の会社で学習支援のバイトを始めたりした. 麻倉ももさんに会いたいという気持ちが派遣労働のモチベーションにつながった (e.g. 今日1日働けばチケット1枚分は稼げるので麻倉ももさんに会える日が1日増える). これかなりキツいな. まあいいや. 声優現場から他界したという意識でいたので, より麻倉ももさんに集中することが出来ていたのは大きいと思う. もちろん, 推しに会うだけでなく日本のいろんな地へ足を運んでご当地の美味しいものを食べて回ることが出来たのもこのツアーがあったからだ. 旅行は好きだがそんなにあちこち行くわけでもない人間なので, 半年間でこんなに広範囲を移動したなんて, と思っている. 二軍か?

確かにツアー中に僕の様子はおかしくなったと自覚しているが, 麻倉ももさんがずっと好きなことには変わりない. たとえラボの机の中をこんなにしたり

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3rd ツアーのパンフレットの下に論文がある.

ディスプレイを3枚にして1つに常時麻倉ももさんの動画を流したり

例の大学同期と麻倉ももさんの誕生日を祝うサシ飲みをしたり

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Talking Box のもちょ回を聞いてから集合し, 6月25日の瞬間にはハイボールで乾杯した.

してもだ. 特にここ最近は可愛さだけじゃない, 美人さも出すようになってきたし, でもやっぱり可愛さ特化だし, 歌は上手いし, 可愛いし, ちょっと毒を吐くし, 妖刀アサクラは健在だし, 可愛いし. ところで, 僕は麻倉ももさんが大好きだから12回もライブに行った訳だが, 行けば行くほど他の2人のこともどんどん好きになっていって, 要するに TrySail が大好きになっていた. 元々ミルキアンで三森すずこさんのファンだった僕は, 可愛くて美人な三森さんに夢中だったし, 個性が際立った彼女たち4人の作る世界が大好きだ. 今, TrySail にも同じ気持ちでいる. もちろん同じものというわけではないが, 誰一人埋もれることのない, 彼女たちが一番安心していられる居場所を一緒に作ることが出来るからだ. 結成当初とはかなり違った姿を見せる彼女たちに違和感を覚え他界するオタクも少なくないが, 僕は比較的新参だし, まだまだ可能性を感じている. 夏川さんは9月からツアーが始まるし, そろそろ麻倉さんのソロライブがきてもいいんじゃないかなと思っている. というか生きている間にあと100回は行きたい. Peachy! 100 を実現してくれ.

このツアー全体に対して感じたことがあるのだが, それは推しへの手紙に記したので僕と推しだけの秘密にするとしよう (は?).

 

 

 

あ, ユメシンデレラのリリイベ渋谷当たりました.

 

 

 

終わりだよ〜

 

2019/08/08 追記

note.muY の総括にこの記事がリンクされていたので相互リンク. 彼の中の僕がかなり怪しいが, もしかしたら世間一般的にもヤバい人になっているのかもしれない.

 

 

*1:■LAWSON presents TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey" #TrySail | TrySail Portal Square (トライセイルポータルスクエア)

*2:2年8ヶ月続けたバイトを辞めた - よくない言葉集

*3:麻倉もも | ソニーミュージック オフィシャルサイト

*4:■LAWSON presents TrySail Second Live Tour “The Travels of TrySail” #TrySail | TrySail Portal Square (トライセイルポータルスクエア)

*5:福岡, 幕張両日に参加. 初現場が福岡とは?

*6:これは今気付いたのだが, 今回のツアーは Third と銘打ってないことに理由はあるのだろうか?

*7:これを読め https://natalie.mu/music/pp/natsukawashiina

*8:うどん | 麻倉ももオフィシャルブログ「もちょっとおしゃべり」Powered by Ameba

*9:SACRA MUSIC FES.2019–NEW GENERATION-

*10:TrySail は 1st ライブからこの会場で公演を行っている.

*11:マジで見て TrySailツアー横浜〜♪♪ | 麻倉ももオフィシャルブログ「もちょっとおしゃべり」Powered by Ameba

*12:一人暮らしの家では猫を飼っていないのに猫草を育てているらしい.

*13:TrySailツアー宮城〜♪♪ | 麻倉ももオフィシャルブログ「もちょっとおしゃべり」Powered by Ameba

*14:親愛なるもちさんへ | 夏川椎菜オフィシャルブログ「ナンス・アポン・ア・タイム!」Powered by Ameba

*15:反省文 - よくない言葉集

*16:このツアーを含め現時点で今年幕張メッセに9回行き, うち7回はイベントホールでのライブイベントだ.

*17:「LAWSON presents TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey"」幕張限定オフィシャルグッズ発売! | TrySail Portal Square (トライセイルポータルスクエア)

*18:HoneyWorks が強すぎるから仕方ないね.

反省文

(真面目な話では) 初投稿です.

 

ICPC 国内予選2019に出場しました. 結果は3完113位でした.

チーム編成

研究室の競プロ好きとチームを組んだ.

AtCoder 水色

ICPC 4回目

・2018 Yokohama Regional 出場 (FunamiYui)

・最近競プロから離れ気味

C++

同期

AtCoder 茶色

・といっても昨年コンテストに3回出ただけ

・国内予選2018に続き2回目

・謎解きが趣味 賢い

Java

先輩

AtCoder 緑色

ICPC 初出場

・M2 なので最初で最後

ルービックキューブが趣味

Java

 

チーム名の "Kuu Neru Mazeru" はキャンパス最寄り駅の近くにある油めん屋が由来.

 

全員それなりに競プロをやるし出来るので, ICPC での3完は最初から期待できた. 数少ない学内競プロerの上位勢が固まってチームを組んでいたので, 我々はそれに続くことを目標にしつつワンチャン通過を狙う.

本番まで

チーム全員が典型に強くなかった.

 

5月は ABC の過去問からそれぞれのレベルに合った典型問題や200, 300で比較的実装量のある問題を選出してバチャ. 全員が解いた問題を解説することで問題を言い換えたり重要な考察点をあぶり出したりするという練習も兼ねた.

 

6月から ICPC や模擬の過去問に触れる. 一旦個人戦のバチャを行い過去問の雰囲気を掴んでもらった上で, 個人ではどれだけ詰めきれるかや実装出来るかを確認する. 僕は AOJ-ICPC の200以下はほぼ全て埋めていたので, 2人に解いてもらう問題選びはそれほど困らなかったし, 短期間に週1回集まって行うチーム練の内容としては良いものになったと思う. 僕個人では蟻本を読みつつ250~350を中心に埋めて, 3完をより確実なものにしつつ4完に手を伸ばそうとする. 6月終盤には1セット用意して実際に戦略を立てて取り組む. 4完できたのは1度だけ.

 

チーム練をしている間の戦略は, 2人に C までを任せて僕が D を読む, であった. しかしいざやってみると D は完全にガチャになってしまっていたので諦め, 本番1週間前を切った段階でそれぞれの担当を1問減らす. 2人が B を通すまで1時間位かかっていたので, 3完でも学内で普通に負ける可能性があったのも理由の一つ.

 

あと僕は何かと戦犯をしていた.

 

2人に伝えた最も大事なことは, よほど慣れた内容でない限りプログラムを脳死で書こうとしないこと. 実装の方針が明確に立っていないまま PC を触っていても思うように進まずもたついてしまうからだ. 例えば for ループ1つとっても, for ループを書くことが大事なのではなく, その i について何を解くのかを明確にする, ということ. とても大事なので前日にもそれを言いながら問題を考えてもらった.

 

前日は研究室の B3 歓迎会をしていたので全員飲酒した.

本番

2人の方は, プログラムを書くのは同期の方が早いので同期が A を開く. 同時に C を開き僕が C を読む. A はやるだけだったようで, すんなり AC. 9:27.

 

C は分銅を使って作れる重さが 2^m 通りあるのでそれをいい感じに左右に振り分けるとピッタリになる. この時点で嘘. 現在の分銅で測れない場合に何をすれば解けるのか全くわからない. かなり時間を溶かした.

 

その間に B が進んでいた. 考察に時間をかけていたが, しっかり詰まったであろう様子を感じ取ると先輩が vim でプログラムを書いていた. いつの間にか同期が emacs で書いていた. 何があったんだろう. ちらっと見ると BFS を書いていたので知って入ればやるだけの The B 問題っぽそう. C の進捗が無さすぎるので B 問題をちら見する. コンパイルエラーが出ていたが配列の length はメソッドではなくフィールドであると僕が指摘する. 直して実行すると答えが微妙に合わない. 問題を見ていたので OK ボタンを考慮していないことにすぐ気付いたため指摘, 直してもらって AC. 1:02:25.

 

3人で C を考えていく. 同期がかなり疲れていた. 僕が問題概要とわかっていること (嘘) を伝える. 同期が解の候補を全列挙出来るかと聞いてくる. ここでようやく嘘に気付く. 気付いてからは早かった.

 

状態はどう考えても左の皿と右の皿と置かないからなる 3^m 通り. ある状態において薬品を左に置くと仮定し, 左の分銅の総和 l と右の分銅の総和 r を考えると, 解の候補は |(a_i + l) - r| で一意に定まる. したがって a_i に対する解の候補も 3^m 通りになり, これを全列挙しても n3^m 通りであるので良さそう. a_i に対する解の候補はユニークであってほしいので set を使い保持, map でその候補の個数をカウントする. カウントが n に一致する最小の値を答えとすれば良い.

 

これをそのまま実装するとサンプルの2個目が合わない. そこでは, 追加しなくても測定可能で, かつ測定可能な状態を除くと実際には最適となる分銅を追加しても測定できない薬品が存在していた. 最初の段階で測定可能なものは解の候補の列挙から外せば良い. ここのリカバリも我ながら上手だった. 直してテストケースの実行に入ると時間がかかった. 計算量が O(n3^mlog3^m) = O(nm3^m) なのでテストケースが100個あっても現実的な時間で終わると信じる. 終わった. AC. 1:51:16.

 

以下のコードは本番中に書いたものを思い出しながら書いたので, 多少異なる部分はあるかもしれないが処理手順は全く同じはず. あとなんか怖くなって #define int long long をしてしまったがどうせいらない.

 

#include <bits/stdc++.h>

#define int long long

#define rep(i,n) for(int i=0;i<(n);i++)

using namespace std;

signed main(){

    while(true){

        int n,m;

        cin>>n>>m;

        if(!n)break;

        vector<int> a(n),w(m);

        rep(i,n)cin>>a[i];

        rep(i,m)cin>>w[i];

        int A=pow(3,m);

        vector<int> l(A),r(A);

        rep(i,A){

            int t=i;

            rep(j,m){

                switch(t%3){

                    case 0:break;

                    case 1:l[i]+=w[j];break;

                    case 2:r[i]+=w[j];break;

                }

                t/=3;

            }

        }

        int cnt=0;

        bool f[n]={};

        rep(i,n){

            rep(j,A){

                if(a[i]+l[j]==r[j]){

                    cnt++;

                    f[i]=true;

                    break;

                }

            }

        }

        if(cnt==n){

            cout<<0<<endl;

            continue;

        }

        map<int,int> map;

        rep(i,n){

            if(f[i])continue;

            set<int> set;

            rep(j,A){

                set.insert(abs((a[i]+l[j])-r[j]));

            }

            for(int x:set)map[x]++;

        }

        int ans=1ll<<60;

        for(auto e:map){

            if(e.second==n-cnt)ans=min(ans,e.first);

        }

        if(ans==1ll<<60)cout<<-1<<endl;

        else cout<<ans<<endl;

    }

    return 0;

}

 

続けて D に入る. 区間n^2 個ある. 一度に取れる範囲が決まってないのでどうすれば最小回数で達成できるかが全く思いつかない. 同期が回復するが僕と先輩の集中力が削がれていた. なんかそれっぽい感じの手法がいくつか出るも詰めきれず. 何もわからん.

 

終了

研究室に戻ったら誰もいなかった. お疲れ様の雰囲気で3人でしゃべる. 僕が時間を溶かしたという罪は重いが, それでもノーペナだし学内2位になれたので悪くはないとか話してた. 終了後配信をちょっとだけ見るも3人とも早く帰りたかったので, A の解説が始まったあたりで研究室を出る.

 

反省

とんでもない嘘を生やしてそこから何も進展しないときに振り出しに戻れないのは流石にヤバい. 多少前日の疲れがあったとはいえ調子に影響するほどでもなかったのに, C ですら2人の力を借りることがなければ解けなかったのは ICPC 4年目としてどうなのか. しかし, それが出来るのがチーム戦でのコンテストの醍醐味の1つであり, それをもっと難易度の高い問題で出来るほど実力がないのだからある意味良かった. 目標であった2位になれたことで, 後に学内で (こぢんまりと) 表彰され図書カード5000円分を得られるので得した. どうしようもない欲を言うと, 111位を取れればレトリバさんから企業賞を頂けたのでちょっと惜しかった.

 

相対的な実力から僕がチームの主力となってあれこれ教えてきたので, 2人がそれなりに満足していた様子を見て安心した. ICPC は学科でのお祭り的存在でもあり, やっぱり楽しいと思える3時間を過ごせた.

 

来年はどんなチームを組むのだろうか. 今年組んだ同期とは組む可能性があるが, あと一人はどうなるか. 1位となったチームも一人引退なのでややこしくなりそうだ. とにかく1位のチームはアジア (横浜) で昨年以上の活躍をしてきてほしいし, 僕らはこれまでどおりのんびり競プロと向き合いつつ, 他の好きなこともしながら卒業していくだろう.

 

追記

https://t.co/g6PbCbSpVR

 

プログラミングコンテストを通じてミルキィホームズの名を語り継ぐ存在になりました. 1人のミルキアンとして, 1人のホームズ探偵学院生としてこれほど名誉なことはありません  (?).