よくない言葉集

よくない言葉を連ねます。日本語が不自由なので閲覧非推奨です。

03/05/2024

橘美來さんの24歳のお誕生日に寄せて, ゲームを作りました.

案だし

昨年は初めての作詞作曲に挑戦し, 一体何をやっているんだとなりつつも, なかなかどうして良いメロが出来たものだから, 変わり者でもそれなりのことができたなと一安心した.

そんな誕生日が過ぎた頃, 来年は何をしようかとふと考えたとき, ゲームが好きな方なのでゲームを作ってみようと思いついたのだが,

天啓が降ってきたらしい.

解説
以前からパズルゲームが好きだと何度か公言していることに着目し, パズルゲームならロジック的にもある程度作りやすく, 自分も作ってて楽しいだろうということで, 題材となるパズルをガーッと探してみると, あるパズルが目に入る.

ライツアウト

もうこんなの "美來" にかけるしかないじゃん.

─完─

企画

ライツアウトを作ろう, と思ってからは, 3期生と3月にかけて3状態とすること, ライトの数を24にするところはすぐ思いついた.

そして残念な頭なので他にやることが思い浮かばなかった.

あとは, これをどうやって実現するかだが, 要件としては

  • いつも通り長続きしないので, 初心者でもスピード重視で開発できるゲームエンジンを使う
  • 手軽にスマホで遊べる形でリリースする

が考えられたので, もう Unity 一択であった.

設計・実装

実装に着手したのは2024年を迎えてから. なんで3月に思いついたものを年が明けてから作ってるんですか?はい……

色々調べてみると, ベースにできそうなプロジェクトを配布しているサイトを見つけたため, 大いに参考にした.

unity.moon-bear.com

初めての Unity は, この 4 × 4 のライツアウトを 6 × 4 に変更するところから始まった. さながら学部1年生のプログラム実習.

プログラミング初心者みたいなことを繰り返してカスタマイズしながら, Unity で何ができるかを掴んでいった. そして, 思いついた機能を都度リストアップし, 少しずつ盛り込んでいく形で開発を進めた. "最低限" を引き上げていくようなイメージ.

Unity で詰まった部分は Unity 経験者の友人*1の力を借りつつ, ゲームロジックは何も難しいところがないので淡々と作り上げる.

誰の目にも触れることのない小ネタを挟むな.

立ち上げ期は11時間労働から1時間かけて帰宅した後に1時間コーディングを繰り返していたが, こんなんじゃ自己研鑽にもならないので普通にキモムーブ. まあ休日はツアーを回っていたのでね……

ゲームとしては普通に動くようになった頃, もうちょっとカスタマイズしたくなって思いついた機能を詰めるために, とある対バンライブ中に抜け出して隅の方で Qiita を読みながら詳細設計を書いていたことについては反省している.

グラフィック・音楽

月のグラフィックは ibisPaint で, BGM と SE は GarageBand でサクッと作成. 各ボタンは Unity の UI 機能で, 背景とフォントは適当に探してきた.

タイトル画面用に To the Bright Future をアレンジしながら, 「この曲のサビメロ良すぎんか~?!」って絶叫していたらしい. あの曲はどうやら喜んでもらえていたみたいなので, ウキウキ3割増しで音を作って打ち込んでいた.

SE にも絶対伝わらないネタがある.

ここをあんまり頑張れなかったせいで, 学生の夏休みの制作みたいなのが出来上がる. なんなら学生の頃にもこんなのを作って学祭に展示していた*2.

乾燥した間奏

過去に, 別の方のお誕生日記念に Web サービスを作ってリリースしたことがあるが, あれは自分の勉強が第一だったため, 正直相手のことはあまり考えていなかった.

一方で, 今回は相手にプレゼントを贈るつもりで作ったので, どんなに才能がなくとも愛が伝わる形にすることを第一に考えていた. だからといってグラフィックを自作したせいで見た目がカスすぎるだろうと思わなくもないが, 手作り感があるなと思うことにする.

久しぶりにゲームと呼べるものを作ったが, 今回やりたいと思ったことはしっかり詰め込めたので良し.

音楽方面でも IT 方面でもやれることをやってしまったので, 今度こそネタ切れ. とはいえ, 毎年変わったことをしなきゃなとも思っていないので, やる気になったらまた何か変なものを作っていることだろう.

ちなみに今年は時間にも余裕があったので, これに加えて普通に可愛いものをプレゼントとして贈った.

*1:元チームメイトの Takano.

*2:当時は Processing を使っていた