よくない言葉集

よくない言葉を連ねます。日本語が不自由なので閲覧非推奨です。

03/05/2023

橘美來さんの23歳のお誕生日に寄せて, 曲を出しました.

作詞作曲も DTM も初めてで, そんなに余裕も無い中で作った割には上出来ではないか, とは思っている.

せっかくなので, 種明かし的に色々と綴ってみる.

歌詞

ずっと憧れた何にもなれる場所
まだ見たことない世界追い続けてる

背中を押されて立った道
明るいステージで貰ったものを糧にして
みんなを照らす光になりたい

To the Bright Future
輝いた月に見守られ
"永遠" なんてすぐに終わるから
右へ左へ そして空へ

To the Bright Future
羽ばたいた先の景色を願って
一瞬の時を駆け抜けるんだ
この声が届くまで

La la la…

そして最後のページには
"幸せ" と刻んで

まず, なんでこんなことをしようと思ってしまったかについてだが, 正直あんまりはっきりしていない. C メロや Outro の歌詞がふんわりと浮かんできて, なんかこれで1曲作ってみたら面白そうじゃん?くらいの感覚だった.

で, 本気で挑戦してみようと思ったので, まずその C メロを作ってみたら, 結構気に入ってしまったので続行.

コンセプト

全体的に, どんな感じの曲にしたいかと考えたときに, 以下の3曲が思い浮かんだ.

い つ も の

本当にそれっぽくなってるかはともかく, 全体的にエッセンス (?) を取り込んでいる. 例えば, 歌詞に一人称二人称が入っていないのは, グレープフルーツムーン丸パクりリスペクトだったりする*1.

曲について

人にプレゼントするものだっつーのに, 自分の趣味を詰め込みまくっているアホ.

A major と G♭ major と短三度転調が好きだからと全部やったのはちょっと反省している. 一方で, 初の作品でこれが書けて満足している.

まずメロから作り, その後プレゼントとして出せる最低ラインに持っていくために, ピアノソロアレンジから作ってみた. 歌詞と合わせてこれが案外早く出来たので, シンプルなバンドアレンジに持っていった. 本当はシンセとかも色々使いたかったのだが, 音作りにかける時間までは無かったので断念.

ちょっとチープなイントロから始まり, 音域低めの A メロでスタートラインをイメージしている. Intro からここまでは特にひねることもなく, 純粋な気持ちで作ってみた.

B メロ前半はスラップベースの音源も使おうと思ったが, 微妙にハマらなかったので断念. B メロ後半でイントロの伴奏のモチーフを再現して, 先を見据えつつ初心を忘れない部分を表現した.

C メロは最初に作ったものがベースになっているだけあって, 結構意志が反映されている気がする. 1回し目落ち着いて2回し目で盛り上げる定番のやつとか, 2拍目チャイナとか, いつも言ってるやつを実際に入れてみるとこんな感じなんだな~とか言いながら作ってたのでとても楽しかった. 途中のB♭m7-5 はなんか面白かったので入れた. 前半にひねりが無いのでここくらいしか遊びどころがない.

ところで2回し目のピアノのオブリガード, わかる人にはわかると思って入れたんですけどかなり天才じゃないですか?非営利ファンアートなのでこのくらいは許してほしいと思いながら気軽に入れちゃったけど.

Outro なんかはよくご本人が口にされているライブの一体感を露骨に意識してみるなど. こんな曲はライブでは歌われないけど.

このビート感の切り替わりも筆者の趣味なので, 結局のところ最初から最後まで「自分の好きな曲」を作ってしまった.

歌詞について

詞先とも曲先とも言い切れない微妙な感じで始まったけど, 一応曲から完成させたので曲先ってことで.

なので, 先述の内容をご本人の言葉を借りつつ反映する形でつなげてみる.

A メロはまあ読んだままで声優界に入りたてということ. 短いので他には特になし.

B メロ「貰ったものを糧にして」の元ネタはベータ版第71回のほんトピ. www.nicovideo.jp

さっきはああ言いつつも「みんなを照らす光になりたい」は某曲のパクりではなく, あってほしいという姿を言葉にしたというか. 「明るい未来へ」といいつつ, その明るさは本人の輝きが由来であるものだという筆者の願望だったり, 「自分で頑張ることで願いを叶える」というご本人の思いを形にしてみたらこうなってしまった感じ (言い訳にしか聞こえん……)

C メロの「輝いた月に見守られ」はまあまあ意味わからん日本語な気がするんだけど, まあ雰囲気で. これはシーパライベ.

「右へ左へ」は, そのメロを鍵盤でなぞると右方向と左方向に動いているという仕掛けがある.

「この声が届くまで」というフレーズは, これからの活躍が楽しみな声優に送るメッセージとしてぴったりかなと.

ラストは言うまでもなくベータ版第48回の美來思考.

www.nicovideo.jp

わかってはいたのだが, 音楽を活かす言葉選びと, 本当に言いたいことを表現するのを両立させるのが本当に難しい. 結果的にどっちもできてないと思うけど, 素人芸ということで多めに見てほしいと思う甘えた心. 故にこれを書いていたり.

いずれにせよ, 音楽にも言葉にもやりたいことや伝えたいことを込めて, それっぽいものが出来たので, 個人的には OK. この1年が楽しかった!というのが第一なので, それさえ伝われば満足.

以上.