よくない言葉集

よくない言葉を連ねます。日本語が不自由なので閲覧非推奨です。

Agapanthus 発売初日感想

あらすじ

1年前にブチ切れながら辞めたバイト先に戻り, ほぼ白紙の勤務表を提出した結果12日連続での出勤を求められブチ切れていた僕. やっと得た休日は4/7!この日は麻倉ももさんの 2nd アルバム "Agapanthus" のフラゲ日ではないか!仕方がないので, 前日スト缶 500ml 3本飲んだことによる二日酔いでフラフラのままアニメイトゲーマーズへ行き, 完全生産限定盤と初回生産限定盤を購入.

これを書いたのはフラゲ日だけど, 一応気を使ったつもりで初日のものとして公開する.

www.sonymusic.co.jp

各タイトル感想

1. 365×LOVE

5th シングル表題曲.

職業病なので 365×LOVE の2番 B メロが「チェックしてコンパイル」に聴こえる

ちょっと変わった曲調だけど, しっかり可愛い. 声が裏返るの好き. 僕も365日麻倉ももさんが好きです. いや単推し自称してからまだ1年経ってないや. LIVE では Odyssey の序盤でしか聴けてないのでまた聴きたい.

2. シュークリーム

6th シングル C/W.

麻倉ももさんにはこんなダメ男に振り回されないでいて欲しい. でも "細かいことなんて気にしない それが私らしいでしょ?" ってところはなるほどなぁってなる. タイトル通り甘々な曲調にやられて時々聴けなくなる病気にかかっている.

3. トキメキ・シンパシー

新曲.

王道も王道なポップス. THE 麻倉もも. 発音はジ. こういうサウンドも普通に好きです. 他の新曲がいろんな方面に尖ってる (当社比) からこそ実家のような安心感を覚える. サビ終わりに顕著なリバーブが気持ち良い. LIVE でやったら手のひらを痛めそう.

4. スマッシュ・ドロップ

6th シングル表題曲.

軽快なテンポで気軽に聴きやすい. ダンスも早い動きで楽しい. 人差し指でスマホの画面をくるくるするやつ楽しい. 歌詞が実は哲学的かもしれないとか言われてたけど普通にそんなことなさそう. でも結構いいこと言ってる.

余談だけど, 僕は綾野ましろさんのファンでもあって, その中で "GET OVER" という曲もまたパズドラの ED 曲だったりするので, 普通に感謝してる.

5. Twinkle Love

新曲.

ASKRMM さんの ASMR, つまり ASKR. 本作1の爆弾. 静かだけど. 先日 Talking Box でこれが流れた時は時間も相まってガチで寝そうになった. 繊細さ極振りで, 言葉数も少なくて本当に入眠向きっぽいところに本気を感じる. 夢の中で麻倉ももさんに会いたい人におすすめの一曲.

6. “さよなら”聞いて。

7th シングル C/W.

Talking Box で初披露されたとき, 全身に衝撃が走り, 目から涙がこぼれたのを鮮明に覚えている. 発売されたシングルを手に入れフルで聴いたときには, 最後の転調で更に泣かされた. 麻倉ももさんに振られたなんて微塵も思ってないのに, なぜこんなに刺さっているのか未だに説明がつかない. 要するに HoneyWorks には勝てないらしい.

麻倉ももさんの LIVE で "さよなら"聞いて。が来たら「ももちゃん…今までありがとうね」って言いながら退場して歌舞伎町で浴びるほど酒飲んでぶっ倒れる未来が見える

やっぱりこれにはなりたくない.

7. 秘密のアフレイド

新曲.

30代の女性という, これまた挑戦的な背景のある曲. アルバムの発表時からマイナー調のロックもあると聞かされていたが, 思ったよりも歪んだ音が聞こえてびっくりしちゃった. でも結局メジャーコードで終わるんかいってなった. C メロの叫ぶような歌声は, 麻倉ももさんのことだからかなりこだわったのだろう. そのあとすぐにくるエフェクトガンガンな1フレーズでは, アニメの予告編でありがちな感じのノイズがかかった映像が浮かんだ.

8. 妄想メルヘンガール

新曲.

噂のオタクパートが半分くらいある曲. 歌詞カードを見たらマジで ( ) が半分あって流石に笑っちゃった. チアミーチアユーですら覚えるのに苦労したくらいには頭悪いけど頑張ります. 初見ではしっくりこないなって印象だったけど, 多分そのとき酒が入ってたせいだと思う. 今は普通にアリ. とはいえ, 強引すぎる転調は苦手がち.

9. Shake it up!

新曲.

Shake it up! で一生タオル回す仕事したい

いっせいのーせ ハイジャンプ!麻倉ももさん現場はジャンプに寛容なので暴れたがりキッズの僕は大喜び. FuFu とかオタクしか言わないと思うんだけど. テンション上げることしか考えてない曲. 急にハッピー野郎になるの面白いからやめて.

10. ユメシンデレラ

7th シングル表題曲.

平穏そのものみたいな曲. リリースイベントに行ったことのない僕が唯一限定イベントを引き当てたのがこれだった思い出の曲でもある. ( ) をオタクが歌うかどうかという話がこむちゃっとカウントダウンでも出てたけど, オタクは神様じゃないので僕は否定派. MV*1 を見れば一目瞭然なんだけど, 麻倉ももさんが女神なんだよなぁ.

11. さよなら観覧車

5th シングル C/W.

すでに LIVE でも披露されているガチの名曲. アルバム収録時にストリングスを生音にしたと聞いてガチで喜んだ. 実際に聴いて鳥肌が立った. 麻倉ももさんがこの曲を好きでいて, さらに良いものにしたいと思っていたことが知れたのが1番嬉しかった. なんつーか, 麻倉ももさんは一応ピアノやバイオリンを習っていたこともあるし, 中高のミュージカル部で何をやっていたかは知らないけど, きっとああいった楽器の音に親しみがあるという点で自分と似たものを感じる*2. 憶測で申し訳ないが.

12. 今すぐに

新曲.

作詞・作曲を藤田麻衣子さんが務める一曲. 藤田麻衣子さんにはアイマスで出会い, その美しいメロディーの虜になった*3. 麻倉ももさんと藤田麻衣子さんの2ショット*4が存在するのヤバい. お礼しにコンサート行きたい.

曲を通して切ない雰囲気だが, 失恋などではなく忙しくて会えない彼を思う素直な歌詞. 麻倉ももさんの伸びやかな歌声を存分に聴ける本気のバラードが聴きたいってずっと言い続けてきて, やっと出会えた一曲がこんなに素晴らしいなんて僕は幸せだ. 強欲なので今度はメジャーコードも書いて欲しい.

13. Agapanthus

新曲.

渡辺翔さんありがとう. 今すぐにといいこれといい, 麻倉ももさんの楽曲派っぷりがすごい. そういえば先日の AbemaTV での特番は本当に良かった. 再放送もあるので是非*5.

話を戻して, イントロから翔さん節全開だし麻倉ももさんの声の "色" を引き立てているなって思ってたらあの B メロで脳が溶ける. どうしてこうなった. 天才のいたずら. "施したアイの刺繍ポスト入れて" を見てカタカナの意味を考えずにはいられない. "ぎゅっとぎゅっとぎゅっと愛を詰め込もう" とも書いてあるので尚更だ. 芽吹いた愛が刺繍や言葉という花を咲かせるストーリー, 素敵です.

MV 感想

Agapanthus

YouTube で公開された short ver. を見たときからこれは大作だと思った. CG を活用した舞台の作り込みもそうだが, 1番は麻倉ももさんが今持つ魅力の全部載せであることだろう. イントロの子どもっぽく可愛らしいもちょから物憂げな麻倉ももさんまで様々な表情が楽しめる一作. やっぱり寒色系の服がよく似合う. ごまかしの MV にも見られたけど, 最後にある素の笑顔が結局一番好き. 確実に人を幸せにする力を持っていらっしゃる.

今すぐに

フラゲ日前日の24時 (当日?) に配信された衝撃の一作. それまで新曲のリリックビデオを少しずつ公開していたがこの曲だけなかなか出てこなかったので, もしかしたら何かすごいことが起こる予感がしていたが当たった. ストリングスをバックに歌う素敵な映像. シンプルだけど, 映える見せ方が出来るって素晴らしい. 綺麗な女性だなぁ.

上でも述べたとおり, 配信直後はガンガンに酔ってたので正しい行動をしたかどうか分かってなかったけど, ちゃんと iTunes で購入していたので良かった. 現在は LINE MUSIC を使っているのでそちらから見ることも出来るが, これは手元に残しておくべきだろう.

麻倉もも Fantasic Live 2018 "Peachy!" 映像感想

明日は君との演出が良かったって無限回言ってるからマジでチラ見だけでもさせて欲しい

1st LIVE が映像化されないのはいつものことなのだろうなあと諦めていたけど, 他のオタク様たちの声によって実現してしまうとは. 麻倉ももさんにその声を届けてくれたオタク様には足を向けて寝られない.

当時, まだポータルサイトの会員ではなかったし, 2日目は行ったけど最終日にはイベ被りで行けなかった. 今ではありえない選択だと思う. というわけで, この DVD に収められた公演は厳密には初見なのだが, まあ大同小異といったところだろう.

Fanfare!! でコケてたけど本当に小異か?

衣装はアンコール以外は全部見せてくれてるし, LIVE ならではのアレンジが加えられた曲も多く収録されていて本当に嬉しい. そして, 1番見たかった "明日は君と。" のバック映像を見て, そうだ, この桃のように甘酸っぱい空間にいたんだ…ということを思い出した. これまで1番好きだった "花に赤い糸" はおそらく照明の関係で収録されていないが, "恋のプレリュード" があるのは偉い. "Good Job!" でダンサーのソロが抜かれてるのを見て, 資料止まりになるはずの映像をこのために編集してくれたんだろうなって感激してしまった. ミュージックレインさん, 本当にありがとうございます.

おわりに

歴は長くないけれど, TrySail を知った頃から麻倉ももさん一筋で, 他の2人のソロ活動の場に足を運んでその良さを味わったことはあれどそれは変わらなかった. 今作はその理由を再確認する機会を与えてくれたと言えるだろう. 今あえて触れるとする.

まあきっかけは顔と歌声だった. 浅いように見えるが, 某大型アニソンフェスで見たのが始まりなのだから当然とも言えよう. 時を経て本格的に応援するようになり, 放送中のラジオや昔のものなどにも手を出して, 色々と知っていくうちに, 声優として, アーティストとして, 人として惹かれる存在であることに気付いた. 具体的には, 素直な言葉で話すところとか, 尋常じゃない人当たりの良さとか, お酒を楽しむことが出来るところとか, 音に対するこだわりを持っているところとか, だろうか. 僕の知らない時代の彼女はずっともちょもちょしてたんだろうけど, その面を失うことなく色付いた姿は無敵そのものだ.

恋の歌という芯を持ち, 様々なジャンルに挑戦しながらも, その先にはファンの喜ぶ顔を浮かべていること, そしてこうして届けられた音楽の趣味に共感できる部分があること, 1曲1曲にそれらが感じられ, 今日まで生きてきて本当に良かったと思った. 自分では大げさだと思うが, 本気で応援しているアーティストが出してくれた, こんなにも待ち望んだアルバムを手にして, 自分の好きなものを好きなだけ堪能できるということを喜ばずにいられないのは当然だ. 僕自身が多くのアーティストやジャンルに手を出している訳ではないのだが, これを超える出会いはそう無いとこの場で言い切ってしまおう.

昨今の情勢や不規則な勤務時間での12連勤で気が滅入る毎日だったが, 今月中は勤務が吹き飛んでしまったので自宅で Peachy! になりながら Agapanthus を愛でる日々を過ごしていこう.



*1:https://www.youtube.com/watch?v=FnhzSEMp9HU

*2:筆者は5年間ピアノを習っていたし, 中高と, ちょっとだけ大学でも吹奏楽をやっていた.

*3:CINDERELLA M@STER は殆ど持っていないが, "in fact" は持っている.

*4:https://ameblo.jp/asakuramomoblog/entry-12587790159.html

*5:https://abema.tv/channels/abema-anime/slots/9gqMK6R5i42o3V